研究課題/領域番号 |
10671022
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
高橋 明雄 岩手医科大学, 医学部, 講師 (70163235)
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研究分担者 |
佐々木 美香 岩手医科大学, 医学部, 助手 (20306012)
千田 勝一 岩手医科大学, 医学部, 教授 (30108930)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 肺サーファクタント / 肺表面活性物質 / 表面張力計 |
研究概要 |
前年度に於ける計測機器の問題点の改良見直しを行い、動作確認をして新型計測機器の製作を完了した。 1.計測機器全体 角槽及び円形槽の計測に用いる温度・ヒーター・駆動装置を計測装置内に組み込み、同一装置内で各槽切り替えスイッチにより測定可能とした。改良後動作確認を行い、計測装置の性能及び計測データの確認をした。 2 機器(ハード)製作 駆動部では駆動系の部品の変更を行い、低速域での長時間動作の設定を可能等した。また、スターラーの制御を可能にした。環境部では器内温度及湿度、検体温度の検知に白金薄膜センサーを用い、槽内に於ける温度制御を可能にした。 3 アプリケーションソフト製作 機器装置の改変に対応し、制御画面の構成、流れ及び制御データの保存管理の変更処理及び製作をした。 4 まとめ 本研究により、サーファクタント補充療法の登場に伴うサーファクタント研究の進歩に対応した高度の機能を備えた新型ウィルヘルミー型表面張力計を試作できた。具体的には、液体表面の圧縮率、器内温度、液体温度が設定可能で、表面拡散、動的表面張力-面積曲線に加えて、従来測定できなかった表面吸着の測定も可能にした。さらに目的に応じた気体の注入、コンピューターによる測定条件のプログラム、データの保存、計測・解析結果のプリントアウトができるようになり、サーファクタントの表面張力に関連した物理的特性の総合的な評価が可能になった。
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