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肺癌の新しい転移制御遺伝子の検索-癌転移の抑制による治療を目指した検討

研究課題

研究課題/領域番号 10671269
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 胸部外科学
研究機関獨協医科大学

研究代表者

安田 真一  獨協医科大学, 医学部, 助手 (60133279)

研究分担者 嶋田 晃一郎  獨協医科大学, 医学部, 教授 (60009488)
研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
キーワードヒト肺癌 / 癌転移関連遺伝子 / サブトラクション法 / 異所性移植 / 肺癌 / 骨軟部腫瘍 / 癌浸潤・転移 / 接着分子 / 線溶系分子 / 転移制御因子
研究概要

我々は、ヌードマウスの異所性移植にて転移するヒト肺癌細胞株HALから、選択・分離した高転移性株HAL-8と非転移株細胞HAL-24を研究材料に、サブトラクション法を用いて新しい転移制御遺伝子の検索を行った。
このHAL両細胞間にてこの法を実施して、高転移性株HAL-8に発現している遺伝子断片を得、これをプラスミドベクターに組み込み大腸菌に発現させた後、DNAを抽出して塩基配列決定し、データーベースにてこれらの遺伝子の検索した。発現の検出された遺伝子断片はチトクロームオキシダーゼ等のミトコンドリア遺伝子、リボゾーマル蛋白関連の遺伝子、肺サファクタント、乳酸脱水素酵素、エンドブレビン、マウス筋蛋白、血小板活性因子、ラミニンレセプターおよび既存の遺伝子と一致しない未知の遺伝子断片を得た。後者の遺伝子は胎盤絨毛に弱い相同性を有する全く新しい遺伝子であった。
受精卵が絨毛細胞を経て胎児形成にたどる過程は癌細胞の転移と酷似のものであることから大変興味があり、これを解析することで新たな癌転移機構を解明するのに有益な情報が提供できるものと思われる。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Hayashi M, Yasuda S: "Establishment and characterization of a new human synovial sarcoma cell line H-SS-HSY which product hyaluronan"Dokkyo J Med.Science. 27. 49-56 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] M.Hayashi, S.Yasuda, et al.: "Establishment and characterization of a new human synovialsarcoma cell line H-SS-HSY which produce hyaluronan"Dokkyo J Med.Science. 27. 49-56 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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