研究課題/領域番号 |
10671282
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
高野 晋吾 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (50292553)
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研究分担者 |
三井 洋司 工業技術院, 生命工学技術研究所, 主席研究官
坪井 康次 筑波大学, 臨床医学系, 講師 (90188615)
奥田 諭吉 筑波大学, 臨床医学系, 助教授 (60211132)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1998年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 血管新生 / 神経膠腫 / VEGF / Theobromin / Pentoxifyllin / クラニアル・ウィンドウ / Thrombospondin / Interferon-β / promoter / thrombospondin 1 / thymidine phosphorylase / IP10 / interferon-β |
研究概要 |
1)グリオーマにおける血管新生バランス:グリオーマ細胞、グリオーマ組織、正常脳よりRNAを抽出し、RT-PCRにより種々の血管新生因子、抑制因子のmRNAを定量化し、同時に免疫染色を行った。その結果、VEGFとthrombospondin-1(TSP1)のバランスがグリオーマの血管新生を調節していた。また、interfereon-βの投与によりVEGFの発現が抑制され、IP10の発現が亢進し、バランスが血管新生抑制の方向に働いた。 2)内因性血管新生因子の利用:Thrombospondin-1(TSP1)発現plasmid DNA(pcDNA TS1)をグリオーマ細胞(U87,U251)に強制発現させることを計画した。まだstable transfectantが得られずに実験をくり返している。 3)外因性血管新生抑制物質の利用:マウスおよびヒトVEGF/reporter plasmidを作成し、luciferase assayによりVEGF promoter activityを抑制する物質を探索した。thrombospondin,genistein,mithramycin、theobrominがpromoter activityを抑制し、引き続きVEGFのmRNA発現および蛋白産生を抑制した。pentoxyfillinがVEGFのmRNA発現および蛋白産生を抑制した。これらはグリオーマ細胞が誘発する血管内皮細胞の遊走を抑制した。 4)U87グリオーマ腫瘍片を移植したMouse Crania1 Window Mode1を用いたintravital tumor microcirculationの評価で上記血管新生抑制物質の効果を判定している。
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