研究課題/領域番号 |
10671383
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
高山 真一郎 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (40138045)
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研究分担者 |
堀内 行雄 慶應義塾大学, 医学部, 助教授 (10138125)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | perineuvial window / pevineuvium / peripheral nerve / Peripheral nevve / perineurium / perineurial window |
研究概要 |
予備実験と同様の方法で、Wister系Ratを使用し、ネンブタール麻酔下に脛骨神経を展開し、1mmおよび5mm径のperineurial window(神経周膜窓)を作製した。Sham operationを行ったものをcontrolとした。 平成10年度は、実験1:障害モデルの機能的評価。実験2:神経線維および神経周膜の肉眼的観察・組織学的評価。実験3:神経周膜のbarrier機能の評価を行い、これらの結果は、平成11年7月のPeripheral Nerve Society annual meeting(San Dicgo USA)、8月の日本末梢神経研究会(東京)などで報告した。 平成11年度は実験4として、perineurial windowの自然経過と治療についての研究をおこなった。 これら一連の研究によりperineurial windowはそのサイズにより病態が異なることが明らかとなった。小さなwindow(1mm大)では、初期の障害程度は軽いものの、ヘルニア腫瘤の突出は著明で、歩行分析および組織学的にも長期間障害が持続し、12週経過しても神経周膜のbarrier functionも回復しなかった。また24週経過しても組織学的変化は残存しており、自然治癒しない可能性が示唆された。本研究からperineurial windowの病態には神経周膜の損傷による神経内恒常性破綻より、絞扼が強く関与していると考えられた。
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