研究課題/領域番号 |
10671384
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
戸山 芳昭 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40129549)
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研究分担者 |
渡辺 雅彦 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (40220925)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | remodeling / 脊柱側弯症 / 脊柱変形 / 脊椎変形 |
研究概要 |
幼若のラットの頚椎部に手術的操作を加え、傍脊柱筋を剥離し、経時的に観察したが、mal-alignmentを作ることは難渋した。これはラットの頭部の重量が軽すぎること、頚椎のalignmentが急峻でないこと、傍脊柱筋が強靭で変化を受けにくいことなどが理由と思われた。 そこで実験動物を、二本脚動物のコシャモに変更したところ、局所的な後弯変形を実験的に作ることに成功した。(科研費で購入したcoagulatorとhigh-speed drillを用いることで、手術の精度を飛躍的に高めることができた) いまのところ、変形に対する二次的な矯正変化(骨添加など)を観察中であるが、明らかなremodelingは確認されない。 しかし新知見として、手術で変形した部位以外に、新たな変形が生じることがわかった。手術高位を変えてみると,部位は異なるものの、やはり同様の変形が生じる。これは頭の位置を一定に維持するための、二次的なcompensationの変形と考えられる。(これは、いまだ原因不明の先天性後弯症のモデルになり得る可能性がある) 今後,さらに経時的に術後変化を観察し、変形に対する脊椎remodelingのメカニズムを実験的に解明してゆく予定である。
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