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悪性高熱症CICR亢進症例におけるリアノジン受容体突然変異の検索及びその解析

研究課題

研究課題/領域番号 10671405
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関東京大学

研究代表者

萩原 恵子 (大口 恵子)  東京大学, 医学部・付属病院・分院, 教務職員 (80292879)

研究分担者 飯野 正光  東京大学, 医学部, 教授 (50133939)
田上 恵 (田上 惠)  東京大学, 医学部・付属病院・分院, 助教授 (90107657)
研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1998年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワード悪性高熱症 / CICR / RYR1 / 点突然変異 / リアノジン受容体遺伝子(RYR1) / リアノジン受容体遺伝子(RYRI)
研究概要

東京大学医学部薬理学教室に保存されている、CICRが異常に亢進している日本人悪性高熱症患者三人から採血してgenomic DNAを抽出し、PCR法を用いて90組のプライマーを作製して106個のエクソン部分を増幅した。そのDNA配列をオートシークエンサーを用いてシークエンス解析し、リアノジン受容体遺伝子タイプ1(RYR1)の全塩基配列を決定した。そのデータを既に明らかになっている正常人のものと比較した。
その結果、三人の患者ともRYR1遺伝子のC末部分の膜貫通領域(R4645Q,P4668S,L4838V)に、アミノ酸の変異を伴う突然変異を発見した。
この三つの突然変異をウサギのRYR1チャネルに導入し、CHO cellに発現し、カフェインに対する感受性を調べたところ、R4645Q,L4838Vで、感受性の亢進がみられた。この変異の存在する場所は、カルシウムチャネルを形成している場所であり、この突然変異によりカルシウムチャネルの機能亢進が引き起こされ、悪性高熱症が発症したと推察される。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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