研究課題/領域番号 |
10671680
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 香川医科大学 |
研究代表者 |
小林 良二 (1999) 香川医科大学, 医学部, 教授 (00020917)
獅々堀 彊 (1998) 香川医科大学, 医学部, 助教授 (10033870)
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研究分担者 |
獅々掘 彊 香川県立医療短期大学, 臨床検査学科, 教授 (10033870)
秦 維郎 Kagawa Medical University, Faculty of Medicine, Professor (90164839)
小林 良二 香川医科大学, 医学部, 教授 (00020917)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | トラニラスト / ケロイド / 36kDa MAGP / エラスチン / 分子薬理学 / 肥厚性瘢痕 / ミクロファイブリル / 36kDaMAGP / エラスチン繊維 / 細胞接着 / Smith-Magenis症候群 / ミクロフィブリル / 細胞外マトリックス蛋白質 / RGD蛋白質 / アフィニティクロマトグラフィー |
研究概要 |
ケロイド,肥厚性瘢痕に有効な薬物の生体内標的分子をdrog affinith chromatographyにより直接的に同定し、標的分子の機能を明らかにすることを目的として研究を遂行した.このことによってケロイド・肥厚性瘢痕の形成メカニズムを解明する端緒が開かれることと考えられる.トラニラスト(ケロイド治療薬物)に加え、各種抗アレルギー薬、新規合成のAnthranilic acid誘導体、Cinnamic acid誘導体などのdrug affinity chromatographyにより、これら薬物、化合物の生体内標的分 は、36kDa-microfibril associated glycoprotein(36kDa MAGP)であることが明らかにされた。薬物の抗ケロイド作用と36kDa MAGP結合能は相関していた。更に36kDa MAGPの免疫組織学的研究から36kDa MAGPは、皮膚のエラスチン線維形成に決定的役割を果たしていることが明らかとなった。
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