研究課題/領域番号 |
10671692
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
磯貝 典孝 近畿大学, 医学部・附属病院, 助教授 (90203067)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1998年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | ポリマー / tissue engineering / 関節 / 軟骨細胞 / Tissue engineering / 骨芽細胞 |
研究概要 |
平成11年度の研究では、PLLA-PGAポリマーを用いた生体内吸収性ポリマーと培養細胞の複合体移植実験を行い、指骨および指関節の再生を試みた。まず、PGA繊維をヒト指骨(末節骨、中節骨)の鋳型に入れて、2%PLLA溶液に浸した。PLLAは、PGA繊維間の化学的架橋を促し、出来上がったPGA/PLLAポリマーは、ヒト指骨の3次元形態を正確に維持していた。次に、子牛の前腕部より採取した軟骨細胞と骨膜を用いて、骨膜・軟骨細胞-ポリマーの複合培養を行った。この複合体を動物体内(ヌードマウス皮下)に移植したところ、肉眼的、組織学的に正常な骨と軟骨構造を持つ指骨・指関節が形成された。
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