研究課題/領域番号 |
10671765
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学(含放射線系歯学)
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研究機関 | 東京都立保健科学大学 |
研究代表者 |
加藤 二久 東京都立保健科学大学, 保健学部, 助教授 (70095107)
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研究分担者 |
大林 尚人 東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (40176988)
根岸 徹 東京都立保健科学大学, 保健学部, 助手 (00259144)
斎藤 秀敏 東京都立保健科学大学, 保健学部, 助教授 (50196002)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | Dental Radiology / PACS / RIS / DICOM規格 / 医療情報 / 放射線画像情報 / DICOM-3.0 / 放射線情報管理 / 歯科放射線診断 |
研究概要 |
1.歯科放射線診断画像のDICOM Supplement32への対応 口内法およびパノラマ画像を画像ファイリングシステムに保存する際に必要なオブジェクトの属性を検討した。この結果、DICOM Supplement32はCR画像やDF画像の属性定義が不十分であると結論されたため、必要と思われる属性をオブジェクト指向分析に基づいて追加定義した。 2.Oracle Database Engineを用いたCTN画像保存サーバーソフトウエアの開発 Oracle-8をDatabase Engineに用いた、CTN画像保存サーバーソフトウエアを完成させた。これにより、我が国で普及しているOracle-8をCTNのDatabase Engineとして利用する事が可能となった。 3.口内法画像のサンプルオブジェクトの作成 Supplement32で定義された全てを能率良く入力するためには、高度に合理化されたソフトウエアが必要である。これらの属性を取り扱い可能なDICOMのStorage SCPおよびSCUのソフトウエアを設計するための基礎資料として、Supplement32で定義された歯科口内法画像の全ての属性を記述するシミュレーションを行った。 4.顎間接動画像のDICOMへの対応 最近、MRI装置によって間接の動画像を収録し、その動態を解析する診断法が開発され、顎関節症の臨床においても、その有用性が注目されている。そこで、Windows上で動作する動画像圧縮フォーマットであるQuickファイルを、DICOMオブジェクトに取り込むための、属性定義と処理プログラムを開発した。 5.口内法フィルム画像からの二次取得システムの接続 東京医科歯科大学で開発した口内法フィルムを自動的に現像し、ディジタイズするシステムを接続した。これにより、歯科放射線画像診断において最も重要な口内法画像が効率良くStorage SCPに入力できるようになった。
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