研究課題/領域番号 |
10671936
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児・社会系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
笹原 妃佐子 広島大学, 歯学部・附属病院, 助手 (40144844)
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研究分担者 |
貞森 紳丞 広島大学, 歯学部, 助教授 (40187167)
津賀 一弘 広島大学, 歯学部・附属病院, 講師 (60217289)
河村 誠 広島大学, 歯学部・附属病院, 講師 (10136096)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2000年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 顎関節症 / 自然治癒 / 疫学 |
研究概要 |
顎関節症の病因やそれにもとづく発症機序については、顎関節そのものの機能的な面、または患者の精神的な面からのアプローチがなされているが。まだ不明な点が多い。顎関節症の病因や発症機序を解明することは、顎関節症の予防方法を考えるために非常に重要であろう。 本研究においては、顎関節症の発症は、顎関節が軽度に障害を受けつつも治癒していくという課程が阻害された段階で症状が固定化し、顎関節症が確立するのではないかという仮定のもとに、質問紙調査を行い、この仮定の実証を試みることを目的をしている。 そのため、平成10年度は質問紙を作製し、診査項目を決定した。対象は年齢を規定するため、大学1年生もしくは専門学校1年次生とし、男女300名ずつの計600名を調査することとした。平成10年度には約200名、平成11年度には約300名を調査し、データ入力はほぼ半数を終了した。 平成12年度、約100名の調査後分析を開始したところ、調査開始時点では検査方法の統一をはかり、臨床検査の検者複数名で検査を開始したにもかかわらず、検者のよる差が無視できないことが判明した。また、1年次生に限定したのも関わらず、20歳をこえる者が1割程度みられ、21歳以上は分析に加えることは問題があると考えられた。そのため、同じ検者の20歳以下の被検者のみで、男女300名計600名を調査するために、最終的には887名の調査を行った。 得られた887名のデータについて、プレスケール上に印字された咬合状態と咬合圧は全てコンピュータに取りこみ、分析を終了した。質問紙の回答についても全てをコンピュータに入力した。
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