研究課題/領域番号 |
10672080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
中林 利克 武庫川女子大学, 薬学部, 教授 (30128665)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1999年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1998年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | TBR 31-2細胞 / 増殖と分化 / 骨芽細胞 / 脂肪細胞 / 転写因子 / 分化マーカー / GPI-アンカー蛋白質 / GPI・アンカー蛋白質 / TBR 31・2細胞 / GPI-アンカータンパク質 |
研究概要 |
(1)TBR 31-2細胞の持つ分化能 TBR 31-2細胞について骨芽細胞としての性質を確認する目的で、骨芽細胞への転写因子Cbfa1及び表現形質である骨型アルカリ性ホスファターゼ、I型コラーゲン、オステオカルシン、オステオポンチン、PTHレセプター、ビタミンDレセプターの発現をRT-PCR法により解析した結果、増殖時期に比較して分化時期にはm-RNAレベルが有為に増加していることが確認された。すなわちTBR 31-2細胞は骨芽細胞であると判断できる。また、脂肪細胞への分化を行なう転写因子PPARγや分化マーカーのリポプロテインリパーゼとアジプシンのm-RNAレベルの増加も観察された。以上の結果よりTBR 31-2は骨芽細胞と脂肪細胞の2方向へと分化する可能性があることを遺伝子レベルで確認した。 (2)GPI-アンカー蛋白質の分離精製とその同定 TBR 31-2細胞のGPI-アンカー蛋白質をはじめとする膜表在性蛋白質をビオチン化後PI-PLC処理する。遊離したGPI-アンカー蛋白質をSDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動で分離しニトロセルロース膜にブロッティング後アビジンーペルオキシダーゼを用いた化学発光反応により解析した。その結果、TBR 31-2細胞からPI-PLC処理により特異的に可溶化されるGPI-アンカー蛋白質の分子量は120kDa、112kDa、96kDa、60kDaであることが確認された。次にこの蛋白質についてFPLC装置を用いて分離精製後、TOFMSによる質量分析、蛋白質のアミノ酸組成やペプチド断片の配列の決定を行っている。
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