研究課題/領域番号 |
10672135
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人類遺伝学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
武部 啓 近畿大学, 原子力研究所, 教授 (10028318)
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研究分担者 |
古山 順一 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (30068431)
掛江 直子 早稲田大学, 人間総合研究センター, 助手 (70298206)
黒木 良和 神奈川県立こども医療センター, 所長
巽 純子 京都大学, 医学研究科, 助手 (80128222)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1999年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1998年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 遺伝子医療 / 生命倫理 / 遺伝子診断 / ガイドライン / 遺伝子検査 / 遺伝子治療 / 倫理 / 家系 |
研究概要 |
本年度に厚生省は厚生科学特別研究事業として「遺伝子解析による疾病対策・創薬等に関する研究における生命倫理問題に関する調査研究」を実施している。掛江はその作業委員に任命され、古山、武部は審議のための資料を提供した。本研究は特に日本特有の倫理的問題点があるか、あるとすればその原因と対応策を検討することを本年度の重点研究目標とした。上記調査研究と本研究の重要な相異点は、ある遺伝子情報をその個人の血縁者に伝えるべきか否かであり、本研究では伝えるべきと結論づけたのに対し、平成12年2月に公表された上記研究の中間報告書は伝えないことを原則としている。この点を中心に、上記研究に参加している位田隆一教授(京大)、および遺伝子医療を実施している井田憲司医師(国立京都病院)を招いて研究会を開催した。その結果、日本の実情に合ったガイドラインの制定が望ましいとの結論に達し、次年度に着手したい。
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