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ターミナル期における小児看護の実際と実践的プロトコール作成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10672255
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 臨床看護学
研究機関東京都立保健科学大学 (1999-2001)
東海大学 (1998)

研究代表者

戈木クレイグヒル 滋子  東京都立保健科学大学, 保健科学部・看護学科, 助教授 (10161845)

研究分担者 渡会 丹和子  群馬パース看護短期大学, 看護学科, 教授 (10220948)
山本 美智代  東京都立保健科学大学, 保健科学部・看護学科, 助手 (00269515)
児玉 千代子  東海大学, 健康科学部, 助教授 (90276874)
渡辺 美智代  東京都立保健科学大学, 助手
田中 千代  東海大学, 健康科学部, 助手 (20297188)
研究期間 (年度) 1998 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードターミナルケア / 小児がん看護 / よい看取り / ナース役割 / 死の受け入れ / 死の予測 / 小児看護 / 看護婦(士) / 家族 / 死のうけ入れ / ターミナル・ケア / 母親 / 小児がん / 子ども
研究概要

小児病棟で長く働いた経験のある57人のナースを対象に,ターミナル期に入った小児がんの子どもの家族に対してどのような働きかけをしているのかを聞き取り,主にgrounded theoryを使って分析した.ナースたちは子どものターミナル期を通じて,家族の不安や迷いによるゆれにつきあいつつ,家族が近い将来に子どもの死が訪れるという心の準備ができるように,またよりよい選択ができるように促し続け,最期の場では必要な人物をタイミング良くそろえ,家族と子どもとの距離を近くして,穏やかな死がむかえられるという「よい看取り」の状況をつくろうとしていた.さらに,ナースたちは自分の仕事を「よい看取り」ができたかどうかによって評価し,その結果によって自分の「rよい看取り」イメージを修正していた.これらを総合すると.,ナースたちがターミナル期を通して受け侍つ役割は「よい看取り」の演出といえる.

報告書

(4件)
  • 2001 研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (11件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (11件)

  • [文献書誌] 戈木クレイグヒル滋子, 渡会丹和子, 児玉千代子: "「よい看取り」の演出:ターミナル期の子どもをもつ家族へのナースの働きかけ"日本看護科学会誌. 20. 69-79 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 戈木クレイグヒル滋子: "小児がん医療におけるターミナルケアのはじまり-家族の覚悟を促すためにナースが担う役割"Quality Nursing. 6. 689-697 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 戈木クレイグヒル滋子: "最期の場を整える:看護技術としての子どもの死の時期の予測"日本看護科学会誌. 21. 50-60 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Shigeko Saiki-Craighill, Niwako Watarai, Chiyoko Kodama: "DIRECTING A "GOOD DEATH": THE ROLE NURSES TAKE WITH FAMILIES OF DYING CHILDREN"Journal of Japan Aademy of Nursing Science. 20-3. 69-90 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Shigeko Saiki-Craighill: "ENTERING INTO TERMINAL CARE: HOW NURSES IN PEDIATRIC ONCOLOGY ASSIST PATIENTS' FAMILIES TO ACCEPT THE SITUATION"Quality Nursing. 6. 689-697 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Shigeko Saiki-Craighill: "PREPARING FOR A CHILD'S DEATH: INTUITING THE TIME OF THE DEATH AS A NURSING SKILL"Journal of Japan Aademy of Nursing Science. 21-3. 50-60 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2001 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 戈木クレイグヒル滋子 他2名: "「よい看取り」の演出:ターミナル期の子ひもともつ家族へのナースの働きかけ"日本看護科学会誌. 20(3). 69-79 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 戈木クレイグヒル滋子: "小児がん医療におけるターミナルケアのはじまり"Quality Nursing. 6(8). 689-697 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 才木クレイグヒル滋子: "母親の語りから考えるターミナル期の家族への援助" 小児看護. 21(11). 1479-1483 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 才木クレイグヒル滋子: "これからの小児看護 母親の悲嘆過程からみた看護者の役割" 南江堂 筒井真優美編, 165(101-112) (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 才木クレイグヒル滋子: "闘いの軌跡-子どもの喪失と母親の成長" 川島書店(6月出版予定), 250 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2017-06-14  

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