研究課題/領域番号 |
10680003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学技術史(含科学社会学・科学技術基礎論)
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
山崎 正勝 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (20106959)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 第二次世界大戦 / 日本海軍 / 研究開発 / 原子爆弾 / 原子力 / レーダー / 旧日本陸海軍 |
研究概要 |
(1)資料収集・整理 第1年度には、旧海軍技術研究所電気部の資料を、史料調査会から買い取り、『統進資料』、『研究資料』について、マイクロ化をすすめた。また、京都大学の荒勝文策研究室で行われた海軍の原子力関係の研究資料を入手し、さらに理化学研究所が陸軍に報告した原子力関係資料を入手した。第2年度には、ワシントンの国立公文書館で日本とドイツとの間の技術、資源交換に関する資料を入手した。また、上記の海軍技術研究所関係の資料の目録をまとめた。 (2)資料分析 第1年度には、海軍の「物理懇談会」関係の資料を分析し、論文にまとめた。第2年度には、荒勝研究室でのウラン連鎖反応研究を検討するとともに、理化学研究所での原子力研究の実態を検討し、新たな知見を得た。また、海軍技術研究所を中心に取り組まれていたレーダー開発については、その歴史的な形成過程の基本的な構造を明らかにすることができた。
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