研究課題/領域番号 |
10680017
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
早川 武彦 一橋大学, 大学院・商学研究科, 教授 (90114959)
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研究分担者 |
高津 勝 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (30034838)
藤田 和也 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (80017673)
関 春南 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (30017537)
上野 卓郎 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (30120801)
内海 和雄 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (00092619)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | グローバリゼーション / 多元化 / 地域スポーツ / ローカリゼーション / メディア / 公共性・公共圏 / スポーツクラブ / 公共性・公共圈 / 多国籍企業化 / スポーツの近代化 / スポータイゼーション / ポストナショナル / メディア・スポーツ / スポーツのグローバリゼーション化 / スポーツのローカル化 |
研究概要 |
テーマ「スポーツのグローバリゼーションと多元性」に基づき、この3年間、共同研究を行ってきた。 毎年の成果は一橋大学スポーツ科学研究室の研究年報に記載してきたが、一連の研究の中で、特に「日本の90年代のスポーツ状況」が、新たな資料を渉猟しながら国際化の中で如何に推移したかを究明した。そうした中で、「テレビの放映権料問題と放送・通信業界の再編」も情報のグローバル化の中での動向として検討された。 また、この3年間はこれまでになく、外国との交流も積極的に持った。初年度には「スポータイゼーションとグローバライゼーション-過程社会学的視野-」(J・マグワイヤー:英国)、2年度には「ドイツにおけるスポーツクラブの現状と課題」(G・アンデルス:ドイツ)、「中国のスポーツと体育」(R・ジョーンズ:英国)、「グローバライゼーションとスポーツ統治:国民国家・欧州統合そして都市」(I・ヘンリー:英国)であり、3年度は「イングランドの中等学校における運動とスポーツ促進上の諸問題」(L・ケール:英国)、「レジャー研究、レジャー政策そして社会的市民権:福祉の失敗かあるいは福祉の限界?」(F・コールター:英国)と、実に多彩な交流であり、かつグローバル化と多元性を直接的に交流し、深めることができた。 これらの一方で、付随してスポーツの公共性、その地域的展開との関連でのローカライゼーションも検討されはじめた。 今後の課題として、スポーツにおけるグローバライゼーションとローカライゼーションとの関連がいっそう焦点化される必要がある。
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