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衣服の着脱に関する研究―下衣服の着脱時における動作特性と動作過程モデル―

研究課題

研究課題/領域番号 10680110
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 家政学一般(含衣・住環境)
研究機関上越教育大学

研究代表者

佐藤 悦子  上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (90141291)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード衣服の着脱 / 動作過程モデル / 官能評価 / ジーンズ / トレーニングパンツ / 着用感 / ジャージパンツ
研究概要

本研究は,衣生活の自立を維持する,あるいは支援する視点から衣服の着脱がどのような過程で行われているか,健常者を被験者としての動作実態を明らかにし,着脱の調節機能を解明することにより身体に何らかに障害を持つ人が着脱を行う際の動作容易性を考慮し,衣服の設計・構成レベルで改善方法を実現化するための基礎的資料を得ることを目的とした。
衣服の着脱あるいは着替えに関する研究は,衣生活の自立の重要性が求められている中で,実態調査や事例的報告は多いものの,着脱の動作分析を行った研究は極めて少ない。
健康な本学女子学生を被験者に選び,パンツ形態,特にジーンズとジャージパンツを対象衣服として取り上げた。着脱の動作実験は,人工気候室(温度25℃,湿度60%)で行い,終了と同時に着用感を官能評価によって実施した。ビデオカメラを用いて一連の動作を録画し,ビデオ画像から動作過程のモデル化,動作所要時間等の動作特性ならびに着用感について検討し,これらの関連性について考察した。
さらに,これまでの継続研究の成果をもとに,動作分析と着用感について検討を行った。これらの実験を通して,(1)パンツ形態における着脱の動作過程モデル,(2)パンツ形態,特にゆとりや明き部位による着脱動作の所要時間への影響,(3)着用感評価への影響,(4)動作の所要時間と着用感の関係,(5)同一サイズの実験衣で行った時の着用者の身体サイズの影響,などを明らかにした。
本研究の成果は,ジーンズとジャージパンツを対象衣服として実験を行ったものである。他の衣服形態については,さらに検証を重ねることが必要であり,今後の課題として研究を進めて行きたい。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 佐藤 悦子、流合えり子、小林 茂雄: "下衣服の着脱時における動作特性―ジーンズとジャージパンツ―"日本家政学会 第51回大会 研究発表要旨集. 87 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Satoh Etsuko, Kobayashi Shigeo and Hagie Eriko: "Effects of jeans and jersey pants on the body movement characteristics of putting on and taking off bottom wear"(1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 佐藤 悦子他2名: "下衣服の着脱時における動作特性-ジーンズとジャージパンツ-" 日本家政学会第51回大会 研究発表要旨集(平成11年5月).

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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