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郊外住宅地区における路上犯罪防止のための空間的方策に関する計画学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 10680116
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 家政学一般(含衣・住環境)
研究機関くらしき作陽大学

研究代表者

湯川 利和  くらしき作陽大学, 食文化学部, 教授 (00086414)

研究分担者 湯川 聰子  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (10078818)
研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード路上犯罪 / 郊外住宅地 / 犯罪恐怖感 / 環境犯罪 / 環境改善
研究概要

研究も目的 この研究は郊外住宅地区における街路犯罪の罪種・発生場所・発生時間・犠牲者のタイプ・犯人像を克明に明らかにし,それらの相互関係を解明し,そのことを踏まえて当該地区においてそのような路上犯罪を減少させる速効的効果を有すると共に,環境の質の低下などの逆効果を招かず,むしろ環境の質の向上に後見する積極的な地区計画,地区改善計画上の配慮事項を具体的に描き出すことを目的とする。
研究の方法 神戸市須磨区の北須磨ニュータウン内に実査地区を選定し,犯罪発生の現状と犯罪恐怖感のある地点を明らかにする配票調査を実施した。集合住宅と一戸建てを併せて3135戸に調査票を配布し,一定期間留置後回収または郵送回収を行い,718戸から回答を得た。また,この調査と並行して地区内を巡回観察調査し,この地区のさまざまな地点の犯罪発生予測とその防止策の検討を行い,住民からの個別聞き取りも行った。
研究の結果 現在集計作業中であり明確な結果は確定していないが,当初の予測を超えた当該地区における犯罪発生状況が明らかになりつつある。また,犯罪に対する恐怖感も著しいものがある,特定の地点がマークされており,これらは当初予測と大きく変わっていない。被害者や恐怖感を抱く居住者は年齢・性別に特定の偏りがあり,居住者がすべて同じ意見を持つとは限らないことも実証された。従って,解決策の提案に際し,被害者となりうる無関心層とでは意見が大きく異なる可能性があり,住民の意見をどのように調整するかに問題の困難性がある。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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