研究課題/領域番号 |
10680132
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政学一般(含衣・住環境)
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研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
横川 公子 武庫川女子大学, 生活環境学部, 教授 (50090923)
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研究分担者 |
角野 幸博 武庫川女子大学, 生活環境学部, 教授 (90248120)
平松 幸三 武庫川女子大学, 生活環境学部, 教授 (70026293)
高田 康孝 武庫川女子大学, 生活環境学部, 教授 (40154794)
佐藤 浩司 国立民族学博物館, 民族文化研究部, 助教授 (60215788)
藤本 憲一 武庫川女子大学, 生活環境学部, 助教授 (00248121)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
900千円 (直接経費: 900千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 葬送儀礼 / 婚姻儀礼 / 百科事典 / 音風景 / 儀礼服飾 / 住まい / ホテル / 電子メディア / 伝統 / 変容 / 葬祭業 |
研究概要 |
本研究「儀礼環境の伝統と変容」では、次の7点が注目され、経過報告された。婚姻儀礼については(1)ホテル成立期における婚礼の導入状況について、京阪神地区を中心に調査された。(2)儀礼服飾の特徴について、礼法書における記載内容の江戸期から現代までの変容、(3)結婚式場および貸衣装業における貸衣装が注目された。 次に葬送儀礼については、宗教の側面と葬祭業に関わる側面から取り上げられた。まず(3)現代に生きる宗教の在り方としての葬儀について聞き取り調査が行われた。(4)葬祭業の近代の展開について大阪府下の「公益社」の歴史を中心に聞き書きされた。(5)葬儀をめぐる住まいの装い、空間の演出について、礼法書の記述と住まいの事例観察の両方から踏査された。 さらに時代の「常識」としての儀礼認識の変容について(6)百科事典の記述が取り上げられた。電子時代のサイバー儀礼環境について、(7)冠婚葬祭の商業化・イベント化の動向が調査された。併せて(8)若者の電子メディアによる挨拶儀礼行動にも着目された。
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