研究課題/領域番号 |
10680196
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
河村 勝久 東海大学, 教育研究所, 助教授 (70119668)
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研究分担者 |
平野 葉一 東海大学, 文学部, 教授 (20189856)
柴田 正憲 東海大学, 短期大学部, 教授 (80170900)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 数学教育 / 数学教育方法 / マルチメディア / コミュニティメールサーバ / 高校教育システム / 共同知識ベース / 分散型電子掲示板 |
研究概要 |
本研究では 1.教育研究所がHUB局となり、インターネットを利用した高校教員のためのコミュニティーシステムを作り、教員同士で疑問に思ったことを互いにぶつけ合い、協同的に探求しあいながら共同の知識ベースを構築する。 2.高校教員に対するマルチメディア活用支援システムを開発し、マルチメディアを情報と捉え、情報理解能力・情報選択能力・情報批判能力・情報生成能力・情報伝達能力を支援する。 3.数学教育においては「生きる力の教育」を「数学を活用する力」と捉え、体験的作業的学習と問題発見解決型学習を推し進めるため、生徒たちの視覚的理解を可能にする教材モデルの作成と実践。を研究目的として、多数の関係者の協力得て研究活動を展開してきた。 この結果、目的1に関しては、東海大学付属高校教員と東海大学代々木電子計算機センターの技術員の協力のもと、メール(チャット形式)による意見交換が行われるコミュニティーシステムを簡易的であるが試みた。近い将来、附属高校と大学の教育関係側から要請が合ったとき、本研究の成果は役立つことであろう。目的2に関しては、平成10年から12年にかけて、代々木校舎で定期的に高校教員の研修会を開催し、マルチメディア教材の開発およびプレゼンティションの仕様書などの作成行った。これに関しても、多数の資料が得られ、教員の意識改革の可能性の示唆を得ることができた。目的3に関しては、東海大学付属高校の数学教員の協力のもと、教材の検討、実際の授業での活用を踏まえた共同授業などを試みた。これは、学習者が数学教材・教具を見たり触ったりして観察や実験を行い、そこから「不思議」を感じ、体験的に「納得」し、その結果に「驚き」、「感動」する場を提供することができたように思われた。これも2002年からの教育改革に呼応することができた。
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