• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

生理的指標の実時間評価によるCAI個別学習の最適化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10680210
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育工学
研究機関東京学芸大学

研究代表者

小池 敏英  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60251568)

研究分担者 前迫 孝憲  大阪大学, 人間科学部, 教授 (00114893)
研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードCAI / 心拍 / 呼吸性心拍変動
研究概要

CAI個別学習の教材を作成する場合,対象児・者の認知発達段階と情報処理特性を充分考慮することが必要である.本研究では,(1)精神遅滞児・者の算数教材とともに(2)重症心身障害児のコミュニケーション促進のための教材開発と評価について検討した.障害児の発達の特性を考慮した教材開発を行なうためには,障害事例における発達経過に関する検討とその指導の分析が不可欠である.数概念およびコミュニケーション機能の初期発達経過に関する研究は,必ずしも十分なものではなく,そのため初期発達経過そのものに関する研究と,コンピュータ教材の開発とその有効性に研究を行なう必要がある.
そこで本研究では,数概念の発達援助に関しては,以下の検討を行なった.
(1) 数概念の初期発達過程に関する検討(平成10年・11年)
(2) 数概念の指導・援助に関する検討(平成10年)
(3) コンピュータ教材の開発とその有効性に関する検討(平成11年)
これらの検討をとおして、数の集合操作の発達援助を行う教材を開発した.特にドットカードは有効な教材であることが,心拍反応の評価で明らかにできた.
重症心身障害児のコミュニケーション援助に関しては,以下の点について検討した.
(1) 定位反応と期待表出の発達に関する検討(平成10年)
(2) コンピュータによるコミュニケーション援助とその評価に関する検討(平成11年)
その結果,重症心身障害児のYES・NOの教材評価を心拍反応により行い,教材の最適化を可能にした.
これらの研究では,実時間心拍反応のモニタリングと反応評価のシステムを用い,分析処理を行った.教材として動画提示を行い,インターネットによる利用を可能にした.

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 上村歩、雲井末歓、小池敏英: "重症心身障害児・者における筋緊張亢進に関する療育者評価と呼吸性心拍変動"特殊教育学研究. 37. 69-76 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 片桐和雄、小池敏英、北島善夫: "重症心身障害児の認知発達とその援助"北大路書房. 225 (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ayumi KAMIMURA, Miyoshi KUMOI, and Toshihide KOIKE: "Relaltion of Muscle Tone Hypertension to Respiratory Sinus Arrhythmia in Persons with Sever Intellectual and Physical Disabilities"Japanese Journal of Special Education. 37. 69-76 (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masutoms Miyuo,Toshide Koike et al: "Bisensory interaction of P300s to language stimuli and its application to assessment of children with learning disorders" Recent Advances in Human Neurophysiology. 814-820 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi