研究課題/領域番号 |
10680230
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
|
研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
横山 明子 帝京大学, 理工学部, 講師 (70230654)
|
研究分担者 |
繁桝 算男 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (90091701)
|
研究期間 (年度) |
1998 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
|
キーワード | 進路決定 / 大学生 / 進路決定支援システム / コンピュータガイダンス |
研究概要 |
本研究では、従来の進路決定研究の知見をふまえて、実際的な教育的利用の見地から、より最適な進路決定ができるようになるための支援システムを新たに開発した。 進路決定においての困難さは、情報を提供するという援助だけでは解決されない。進路決定を自分の問題として捉えるようにできることが必要であり、そのための援助が有効であると考えられる。この進路決定支援システムは、ハイパーテキストを活用し、対話型のキャリアガイダンスがおこなわれるシステムである。このシステムでは、学生に以下の3つのシステム要素を提供する。第一に、情報処理過程の不十分さを改善する方策として、進路決定に必要な情報について学習するツール、第二に収集情報を有効に利用して合理的な選択決定ができるようになるための、意思決定の規範モデル(ベイズ理論のモデル)の学習を促進するプログラム、第三に、将来を見通し、自己発見の契機となるような進路決定シミュレーションである。 さらに、ハイパーテキストを用いることの利点は、従来のリニアテキストと比較し、支援を受けている者が、そのときの自分の状況に応じて自由な順序で学習できることがあげられる。さらに、HTML形式を援用することにより、開発と利用にあたって機種依存性がなく、インターネット上公開することが可能なため、これまでに公開されている他のさまざまな進路情報データベースの資源も併せて活用できることも大きな利点である。
|