研究課題/領域番号 |
10680260
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
土井 進 信州大学, 教育学部, 教授 (30242663)
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研究分担者 |
東原 義訓 信州大学, 教育学部, 教授 (90143172)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1999年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1998年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
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キーワード | 教育参加 / 教職志向 / フレンドシップ事業 / ふれあい体験 / 教職の意義等に関する科目 / 教職志望度 / 教育実習 / 教員養成カリキュラム |
研究概要 |
教職に関する科目第2欄「教職の意義等に関する科目」として、信州大学教育学部が開設した「教育参加」の授業が、学生の教職への志向と一体感の形成に、以下のような効果をもたらしていることが明らかになった。 1.学生による授業評価 「教育参加は学生にとって有意義な授業科目であると思う」という質間項目に対して、「非常にそう思う」と「かなりそう思う」と答えた学生は、平成10年度81.8%、平成11年度90.4%、平成12年度85.8%であり、極めて高い評価となった。 2.教職への志向と一体感を深めた体験内容 「教育参加を通して教職への志望が強まり、自分には教職が向いていると思えるようになった」という質問項目に対して、「非常にそう思う」が12.1%、「かなりそう思う」が25.5%であった。このような回答をした学生の体験内容は、不登校生を対象とした「ふれあい自然体験キャンプ」「教育実習参観」「附属幼稚園の遠足」「附属松本小学校の遠足」などであった。 3.教員就職率 教職蹴いた学生の割合は、平成10年度49.6%(全国第6位)、平成11年度50.4%(全国第2位)、平成12年度51.4%(全国第3位)であり、年々就職率が向上してきた。 4.教職メンタリングを目指す「学校教育臨床基礎」の新設 平成14年度から「教育参加」の成果を土台として、「学校教育臨床基礎」(1単位)を新設し、学部と附属松本学校園が一体となって21世紀の教員養成システムを開発することになった。
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