研究課題/領域番号 |
10680262
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
|
研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
林 正雄 静岡大学, 教育学部, 教授 (70117373)
|
研究分担者 |
辻 知章 静岡大学, 工学部, 助教授 (80188531)
丸山 修 静岡大学, 教育学部, 助教授 (00252156)
棚橋 克彌 静岡大学, 教育学部, 教授 (90022201)
|
研究期間 (年度) |
1998 – 1999
|
研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
|
配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1998年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 電子化テキスト / 映画スクリプト / クラシック音楽 / ドキュメンタリー番組 / マルチ・メディア教材 / クラシック音楽と英語教育 / ドキュメンタリー番組の英語 / 映画教材 / マルチメディア教材 / マライア・キャリー / セリーヌ・ディヨン |
研究概要 |
本研究の目的は、英米文学教育の現場にマルチメディア教材を取り入れてどのように英語教育の実をあげるかを研究することである。10年度は下記のような研究の成果をまとめ、静岡大学教育学部研究報告教科教育学篇第30号『マルチネディア機材を利用した英米文学教育の試み―英米文学史セミナーの場合―』に発表した。 (1)CD-ROM版ブリタニカを用いたレベル別英文学史主要項目の用い方、 (2)DVD版文芸映画を用いて原作小説と比較しながら進める授業形態の研究、 (3)インターネットから入手できる英米文学関係電子テキストの活用方法の研究、 (4)インターネットから入手できる、作品梗概の活用方法の研究などである。 11年度はその成果を踏まえて次のような研究を進め、静岡大学教育学部研究報告教科教育学篇第31号『マルチメディア英語教育教材の利用方法の研究』にまとめた。 (1)NHK名曲アルバムの利用方法(エルガーの「愛のあいさつ」など)とクラシック音楽を取り入れた英語授業の展開方法、 (2)レイチェル・カーソンの米国国会での答弁などが収録された環境問題や、ホルモン攪乱物質についてのドキュメンタリー番組の利用方法 (3)「我が心の旅」イギリス:―嵐が丘の風に誘われて―からケンブリッジ大学時代に小和田氏が師事した国際法の恩師との再会場面における英文の書取。 一般にマルチメディアを取り入れた授業は学生の評価が高い。その理由は、作品内容がイメージとして残るので分かりやすく授業に集中できる、音声と映像が組み合わされているので実際的な英語修得に役立つなどの理由による。
|