研究課題/領域番号 |
10680263
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 奈良教育大学 (2000-2001) 静岡大学 (1998-1999) |
研究代表者 |
船城 道雄 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (00022210)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 普遍文法 / 意味役割 / 語順 / 意味単位 / タスク中心学習 / 言語共通性 / 格文法 / 認知的アプローチ / 普遍文法UG / Universal Grammar / Cognitive Approach / Task Based Learning / 認知教授法 |
研究概要 |
日英語は基本的な構造は本来的に類似したものであるという普遍文法UGに注目することによって日英語はかなりの共通性があることが明らかになりつつある。従って、日本人の英語学習者は英語の全てを学習する必要はなく、英語の一部分、つまり日本語と異なる部分を学習すればよいというのが本研究の主眼である。日英語の共通部分として「意味単位」、「語順」、「カテゴリ」などの普遍部分がある。普遍部分を英語教育に応用するということは、英語の言語知識competenceが、日本語の中にもすでに存在しているが、日本人学習者は無意識のうちに習得しているのでそのことに気が付かないので、conscious raisingを通して普遍的な部分に気がつかせることが学習効果をあげると予測される。「学習させること」と「気づかせること」では負担度がかなり違うので、日英語の共通部分は気づかせることの指導を行い、日英語の相違部分は学習させるという指導を行うというようにUGをとり入れることによって英語理解と英語学習がより容易になることを目指した。 日英語間でもっとも普遍性が高い意味役割を用いて、日本人学習者がどのようにして他の助けを借りず、自らの力で英語文を作る方法を考察した。まず意味単位の認定の仕方、意味単位を認定した後、認知的にどのように語順を決定するかを明らかにした。自分で生成した文を何をtriggerにして文法操作をおこうなうかも明確にした。最後にUGの知識をタスク中心学習へ応用する提案すると共に実践例を示している。
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