研究課題/領域番号 |
10680269
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
古市 久子 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (10031684)
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研究分担者 |
小林 光子 華頂短期大学, 助教授 (30132286)
増原 喜代 奈良保育専門学院, 非常勤講師
川村 晴子 大阪女子短期大学, 教授 (20153017)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1998年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 幼児の心 / 身体表現 / 豊か / 教材研究 / 表現遊び / 体験 / 「喜ぶ」場面 / アンケート調査 / 身体表現の教材 / 子どもの心のアンケート調査 / 日常保育で見られる子どもの感情 / 「喜ぶ」表現 / 「怒る」表現 / おはなしの構成 / 『あおむしとんだ』 / エピソード |
研究概要 |
本研究は、表現遊び「あおむしとんだ(あおむしが飛び立つまで)」を作成し、それを、幼稚園で実際に幼児が運動会で演じるまでのプロセスを観察した。そして、その教材が子どもの心を十分に反映できるものであるかどうかを分析した。 平成10年度は、幼児が集団生活でどのような感情を表現しているかを保育者にアンケートで調査した。その結果は「喜ぶ」場面が最も多く観察された。その結果に基づき、今回は園の日常で観察される「喜ぶ」場面を中心に教材を作成した。 研究手続きは次のようである。1)表現教材の作成、2)教材の発表、3)教材の実践に参加した保育者へのアンケート、4)園での日常保育、子どもたちの表現発表、5)表現遊びでの身体表現、6)検討である。 そして、豊かな心を育てる身体表現の教材について次ぎのような結果を得た。 (1)保育者は常に子どもの心を考えて表現遊びをケアすること。 (2)子どもたちは互いに対話しながら表現遊びを行うことでより楽しく演じ、より想像力を膨らませることができる。また、小道具などの工夫も有効である。。 (3)子どもが全身で表現を楽しめるようにする。 (4)子どもたちが遊びに集中でき、自分を表現できること。 (5)シンプルな小道具は子どもの心ををより豊かに引き出すことができる。
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