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発達段階に応じた「生きる力」を育成する社会科学習材の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 10680279
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教科教育
研究機関広島大学

研究代表者

小原 友行  広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (80127927)

研究期間 (年度) 1998 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード「生きる力」 / 社会科 / 国際理解教育 / 環境教育 / 情報教育 / 発達段階 / 情報化社会 / 環境問題 / 国際理解学習 / 異文化理解 / 社会科授業 / 意思決定
研究概要

本研究の目的は,国際化・情報化・環境の悪化といった社会の急激な変化に主体的に対応していくことができるような児童・生徒を育成する社会科授業の改善という視点から,発達段階に応じた「生きる力」を育成する社会科の国際理解学習・環境学習・情報学習に関する学習材を,実験・実証的研究を通して開発していくことである。
4年間の本研究の成果は,次の3点である。
(1)「生きる力」を育成する社会科授業構成の理論仮説の発見,教材研究,授業計画案の作成,研究授業の実施,授業の分析・評価,理論仮説・授業計画の吟味・修正という実験・実証的研究を通して,不十分ではあるが,学習材の開発を試みたこと。
(2)「生きる力」を育成する社会科の学習開発において重視することが必要な視点を明らかにしたこと。社会科国際理解学習では,(1)文化理解の力,(2)関係理解の力,(3)問題解決の力,以上の3点が重要であること。社会科環境学習と社会科情報学習では,共通して,(1)問題発見力,(2)情報活用能力,(3)探求力(思考力),(4)意思決定力(判断力),以上の4点が重要であること。
(3)小学校中学年,小学校高学年,中学校の児童・生徒の発達段階に応じた学習材開発の、視点を仮説として設定することができたこと。社会科国際理解学習における文化理解という観点では,小学校中学年では異文化の特色(相違点)の理解,小学校高学年では異文化の特色の背景の理解,中学校段階では異文化の相違点・共通点の背景と文化の一般性の理解が大切であること。社会科環境学習や社会科情報学習では,小学校中学年では問題発見力と情報活用能力の育成を,小学校高学年では探求力の育成を,中学校段階では意思決定力の育成を重視するすることが大切であることである。

報告書

(5件)
  • 2001 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 小原友行: "社会的な見方・考え方を育成する社会科授業論の革新-21世紀の学校教育における社会科の役割-" 社会系教科教育学研究. 第10号. 5-12 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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