研究課題/領域番号 |
10680306
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
加藤 清方 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (20185838)
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研究分担者 |
林 明子 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (60242228)
谷部 弘子 (竹中 弘子) 東京学芸大学, 留学生センター, 助教授 (30227045)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1998年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | テクスト / マクロ構造 / 階層性 / 文章構造把握システム / インタフェイス / 教育データベース / 知的CAI / 言語的・非言語的指標 / 方略 / コンピュータ支援文章構造把握システム |
研究概要 |
平成11年度においては,以下の研究活動を行った。 (1)読解教材のプロトタイプの開発 上記(1)及び(2)において得られた成果に基づいて、外国人留学生のためのコンピュータ支援文章構造把握システムのプロトタイプ『こうぞう君』を開発した。システム環境としては、ハードウェアとして、マッキントッシュを使い、ソフトウェアとして、MacOS及びハイパーカード(v.2.3)を使用、学習者が文章の中のどの文に焦点をあてて文章を読むかを自動記録し、また、その記録されたデータをもとに、文章全体の要約の元となる構造を自動記録できるような知的CAIシステムとした。同記録は,日本語教育用データベースの大きなリソースとなると考えられる。 (2)テクストの受容過程を解明する調査実験 コンピュータ文章構造把握システム『こうぞう君』のプロトタイプについては、約80名の被験者による検証を行い、最初のバージョンから数えて4回ほどの修正を行い、精度を高めることに成功した。その結果、同教材システムの動作がスムーズになり、人間工学的な観点からも、インタフェイスの改良につながった。 (3)ドイツのテュービンゲン大学の協力を得て,本研究のレビューを行うとともに,教員・教官を交えて研究会を開催した。 (4)調査研究報告書のとりまとめ
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