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モバイルコンピューティングを支援する高速連続メディア向けリアルタイムOSの研究

研究課題

研究課題/領域番号 10680338
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 計算機科学
研究機関東京農工大学

研究代表者

吉澤 康文  農工大, 工学部, 教授 (10280992)

研究分担者 早川 栄一  拓殖大学, 工学部, 講師 (40262240)
並木 美太郎  東京農工大学, 工学部, 助教授 (10208077)
研究期間 (年度) 1998 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードモバイルコンピューティング / 連続メディア処理 / 命令トレーサ / 仮想計算機 / パケットアナライザ / モバイルエージェント / VOD:Video On Demand / 周期的タスク / スケジューラ / Rate Monotonic方式(スケジュール) / MPEG1
研究概要

今年度は,リアルタイム処理の性能を確認するツール開発に着手した.具体的には,コンピュータの性能評価手法の1つである命令トレーサを開発した.命令トレース結果を用いれば,コンピュータの基本的な動作を取得可能であるため,ログラムの制御の流れや実行した命令,割込みや入出力などのイベントを取得できることが可能となる.
そこで,この性能評価ツールから得られる情報を基に,各種基幹情報サーバ類の設計指針,ならびにコンピュータ・アーキテクチャなどの評価を行うために,各種の解析,性能評価を行うことを研究の目標においた.
さらに,マルチパーソナルなOS環境を実現するために,一台の計算機上に複数のOSを同時に動作させる仮想計算機(以下VMと記す)を制御することを目指した.この制御プログラムをVMCP(Virtual Machine Control Program)とよび,その設計と試作開発を試みた.本研究では次に示す機能の設計を行うこととした.ここでの主機能は(1)VMメモリ空間の多重化(2)VMのスケジューリング機能(3)VMの画面表示のエミュレーション機能(4)VM生成,デバッグに関するコマンド類の実装などである.
また,インターネット上のパケット・トラフィックを測定するプログラムを開発した.その結果を解析することにより,ネットワークのトポロジカルな問題解決やネットワークの利用形態がもたらすコンピュータ資源の問題解決などを研究のターゲットにした.
以上から,モーバイル環境にて高速なメディア処理の開発・評価を行える環境が整ったと考えられる.

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 広沢、吉澤、伊藤、石井、井上: "電子メール連携による大型計算機システムの利便性向上機能の開発"情報処理学会論文誌. 40・10. 3762-3771 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 吉澤康文: "オペレーティングシステム"昭晃堂. 248 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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