研究課題/領域番号 |
10680358
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
荒木 啓二郎 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 教授 (40117057)
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研究分担者 |
田口 研治 筑紫女学園大学, 文学部, 助教授 (30294903)
後藤 幸功 九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 助手 (40315130)
岡村 耕二 九州大学, 情報処理教育センター, 助教授 (70252830)
張 漢明 財団法人九州システム情報技術研究所, 第二研究室, 研究員
福田 晃 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (80165282)
CHANG Hang-myung Inst. Of Systems and Information Technologies Researcher
程 京徳 九州大学, 大学院システム情報科学研究科, 教授 (30217228)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1999年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1998年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | セキュリティプロトコル / 形式仕様記述 / 検証 / 並行動作システム / 振舞い記述 / なりすまし / 認証 / Secure Socket Layer(SSL)プロトコル / Secure Socket Layer (SSL)プロトコル / Secure Socket Laver (SSL)プロトコル |
研究概要 |
最近のコンピュータネットワークの日常社会生活の中への浸透は急激でかつ広範囲に亘っている。このため、通信システムに対する機能および性能に対する社会的な要求は、より具体的でより高いものになってきている。特に、電子商取引きや遠隔医療などにおけるコンピュータネットワーク利用では、セキュリティの保護がなされていることが本質的に要求される。しかしながら、通信システムは並列処理システムであるために非決定的な振舞いをし、セキュリティ保護も含めてその機能や性質についての保証を与えることは容易ではない。 本研究では、大規模複雑化するソフトウェアシステムの機能や品質を保証するために形式手法を適用する研究の一環として、上記のネットワークセキュリティネットワークセキュリティおよび認証のための方式を提案して、実験ネットワーク上でその機能を確認し評価した。ネットワークセキュリティや認証を必要とするアプリケーションの例として、マルチメディアコンテンツの配送システムを想定し、そのための通信方式の提案と試作システムの開発を行った。このアプリケーションの上で、ユーザ認証およびセキュリティ保護機能をどのように実現するかについては今後の課題である。また、セキュリティプロトコルに限定せずに、並行動作システムの形式仕様記述を行うために、形式仕様記述言語zとプロセス代数とを統合した記述法を提示し、分散処理システムにおけるメモリ一貫性モデルの記述と検証に適用した。
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