研究課題/領域番号 |
10680409
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
横田 一正 岡山県立大学, 情報工学部, 教授 (10273484)
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研究分担者 |
劉 渤江 (劉 〓江) 岡山理科大学, 総合情報学部, 助教授 (70252624)
三宅 忠明 岡山県立大学, 情報工学部, 教授 (90229815)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 文学データベース / 電子化文書 / 演繹オブジェクト指向 / XML / メディエータ / 文書データベース / 文学のデータベース / 異種電子化文書 / マルチメディアの同期 / 演*オブジェクト指向 / 文書管理 / 比較文学 / 構造化文書 |
研究概要 |
ケルト文学のデアドラ伝説を含む種々の電子化文書を管理するためのデータモデルを提案し、そのプロトタイプシステムを実現した。研究の独自性は主として以下にある。 ・データ形式や設計の異種性を解消し内容の関連性を統合的に管理する、XMLに基づいたデータモデル ・XMLで表現できない意味管理のために新たなモデル XMLの拡張機能として、理論的な文書のユニットに対する管理機能と検索方式、およびXMLの構文的制約から指定できないオブジェクトの表現と管理機能がある。本研究の成果として単にモデルの提案だけでなく、電子化文書の構造化、構造化文書からの索引抽出、総索引表や比較表の生成、論理的な文書集合に対する検索機能、などのプロトタイプシステムを実現した。 さらに、電子化文書は一般的にはマルチメディア文書と考えられるので、 ・マルチメディアを表現し同期をとるための言語の設計・実装 ・電子化文書の対話的マルチメディア提示方式の提案 ・デァドラ伝説の戯曲を例題としたそのプロトタイプシステムの実装 を行った。この研究の独自性は、マルチメディア情報を単にストリームデータとして同期させるのではなく、対話性を維持し、演出機能を持たせた点である。また比較文学研究の立場からの評価を行い、大きな成果を得た。
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