研究課題/領域番号 |
10680414
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
川越 恭二 立命館大学, 理工学部, 教授 (40298724)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | ネットワーク / コミュニティ / 電子掲示板 / 情報検察 / WWW / 活性化 / 支援ツール / データベース / 情報検索 / 構築運営 / ネットワーク管理者 / コミュニテイ / インターネット / 仮想社会 / 検索エンジン / ベクトル空間モデル |
研究概要 |
ネットワークコミュニケーション手段との一つとして電子掲示板があり、この場を活用して様々な情報交換が行われている。さらに、単に情報交換だけではなく、人と人とが出会い仮想コミュニティを形成する手段として多くの電子掲示板が構築運営されてきている。本研究は、この仮想コミュニティを構築運営するための構築過程モデルとその支援技術、さらに、その運営支援技術を明らかにしようとするものである。活発なコミュニケーションの場としての仮想コミュニティを、より活性化させ、大規模化させること、さらにコミュニティを運営する管理者が運営しやすくさせるためのモデル、方式、支援ツールを開発しようとするものである。具体的には、仮想コミュニティを構築運営するのに重要な以下の2点に絞って研究を行った。 ・ 仮想コミュニティ構築過程のモデル化と方法論の開発 ・ 仮想コミュニティ運営管理者向け情報ディレクトリのための高性能物理アクセス手法の開発 本研究の目標は,仮想コミュニティの構築と運営を支援し、コミュニティの活性化と大規模化をはかることにある。そのために、構築過程のモデル化を運営管理者とのヒアリング、行動モニタリングにより作成した。さらに、得られた構築モデルにおける各フェーズごとに行動原理を具体化し、その行動原理に基づく、方法論と支援ツールを明確にする。さらに、運営管理者の作業の効率化につながる支援ツールを具体化させた。なお、個々の研究においては、実証評価作業を重視し、実際の仮想環境社会での評価作業により研究成果へのフィードバックを試みた。研究の結果、以下に示す成果を得た。 ・ ネットワークコミュニティ構築運営方法論JEGLOの開発とこの方法論に基づく支援ツールの試作を行った。 ・ ネットワークコミュニティにおける情報検索技術の開発を行い、ベクトル空間モデルの改善による高速化と物理構造の開発を行うとともに、情報ディレクトリの検索を容易にするためのプロセスモデルとアクセス手法の開発および試作を行った。 上記の項目に関して定量的評価を実施しその有効性を確認した。
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