研究課題/領域番号 |
10680428
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
石井 博昭 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90107136)
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研究分担者 |
塩出 省吾 神戸学院大学, 経済学部, 教授 (40154174)
斎藤 誠慈 (斉藤 誠慈) 大阪大学, 大学院・工学研究科, 講師 (90225714)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | ファジィランダム変数 / ファジィランダムスパニングツリー問題 / ファジィランダムナップサック問題 / ファジィランダム施設配置問題 / 変分不等式問題 / ファジィ納期 / ファジィ処理時間 / 軟化作用素 / ファジィ関数 / ファジィ微分 / 配置問題 / スケジューリング / 情報の価値 / 解の概念 / 組合せ最適化 |
研究概要 |
研究代表者の石井は以下の研究を行った.ファジィランダム組合せ最適化として最適解における情報の影響と効果的解法を提案した.スパニングツリー問題については枝コストがファジィランダム変数である場合に機会制約条件を考えた通常およびボトルネック型の問題を考えた.ボトルネック型の方は日本OR学会40周年記念特集論文に掲載された.ファジィランダムナップサック問題は平成11年度9月チェコ国オストラヴァ大学で開かれた日本チェコ国際共同プロジェクト「不確実環境下での意思決定支援法」の第2回ワークショップで発表した.スケジューリング問題に関しては、ファジィ納期でファジィ処理時間の場合に遅れ仕事数に関するファジィ概念を定義しその最小化を計るという問題をITORに発表した.production economicsには等価並列三機械問題について最大完了時間と最小納期遅れ最小化について、そのトレードオフを表す関係を求めた結果を発表した.さらに、Fuzzy Sets and Systemsでは実行可能時間や必要資源数についての情報が曖昧あるいはフレキシブルな場合について効率的解法を発表した.また、ネットワークの信頼性の研究についても成果を幾つかの雑誌に発表した.研究分担者の齋藤は最適化における情報の価値の数学的基礎を与える研究を行い、以下のような成果を得た.有限次元空間上の制約条件下での非線形最適化問題から得られる非線形方程式を扱い,超一次収束するアルゴリズムを与えた.また、最適化問題に密接に関係する変分不等式問題に関して、目的関数や制約条件の関数が必ずしも滑らかでない仮定のもとで、軟化作用素を応用した問題に帰着させ、超一次収束アルゴリズムを得た.研究分担者の塩出は球面上の重み付きミニマックス型施設配置問題を考え、効率的アルゴリズムを示した.
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