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2.3A分解能でのウシ心筋bc_1複合体の立体構造の解明

研究課題

研究課題/領域番号 10680639
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 生物物理学
研究機関姫路工業大学

研究代表者

伊藤 恭子 (新澤 恭子)  姫路工業大学, 理学部, 助手 (70206316)

研究分担者 山下 栄樹  大阪大学, 蛋白質研究所, 助手 (00294132)
研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードチトクロムbc_1複合体 / 膜たんぱく質 / 結晶化 / X線結晶構造解析 / 呼吸阻害剤
研究概要

チトクロムbc_1複合体はミトコンドリア呼吸鎖においてユビキノールからチトクロムcへの電子伝達を行うとともにプロトンの能動輸送を行う異なる11種類のサブユニットからなる巨大膜たんぱく質複合体である。本酵素の原子レベルでの反応機構を解明するには、高分解能でのX線結晶構造が必須である。それとともに本酵素の組成性質を正確に把握しておく必要がある。
本研究では、酵素を安定化し結晶化に最も適した界面活性剤の種類の検索をまず詳細に行った。疎水部の末端に環状構造をもつシクロヘキシルヘキシルマルトシド(Cymal6)とシクロヘキシルブチルマルトシド(Cymal4)を混合した標品から得られた六方晶系結晶は不凍剤(グリセロール)へのソーキングに対して強かった。凍結条件でX線回折データの収集を行ったところ、c軸方向で2.4A、ab軸方向で2,7A分解能でのデータをSPring-8において収集することができた。また、呼吸阻害剤であるミキソチアゾール、スティクマテリン、アンチマイシンAを結合させた酵素から得られた結晶についてもX線回折データの収集を行った。
結晶標品を用いて質量分析を行い各サブユニットの分子量を測定誤差0.1%以下で正確に決定するとともに含有脂質およびQ_<10>量についても分析を行った。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Murakami S. Shinzawa-Itoh K. Yoshikawa S.: "Crystals of bovine heart ubiquinol-cytochrome c reductase diffrocting x-rays up to 2.8Å resolution at 276k"Acta. Cryst. D54. 146-147 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Murakami S., Kyoko Shinzawa-Itoh, Yoshikawa S.: "Crystals of bovine heat ubiquinol-cytochrome c reductase diffracting x-rays up to 2.8A resolution at 276K"Acta Cryst.. D54. 146-167 (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2021-11-15  

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