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精神障害者-家族の相互関係と家族ケアに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10710084
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 社会学(含社会福祉関係)
研究機関静岡大学

研究代表者

南山 浩二  静岡大学, 人文学部, 助教授 (60293586)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード家族ケア / 精神障害者 / ストレス / ライフヒストリー / アイデンティティ / 相互関係 / ディストレス / 対処 / ネットワーク / 意味づけ / 対処パターン / well-being / ペア調査
研究概要

本研究では、精神障害者・家族の関係を、ケアの受け手・ケア提供者として固定的にとらえる視点からではなく、障害者・家族が相互に規定し合う双方向モデルとして位置づけ、障害者・家族双方の回答データの分析・考察を通じ、関係性の類型及び、その背景要因を同定した。障害者-家族の相互関係が、敵対的な関係あるいは相互依存的な関係に陥ることが、障害者・家族双方にとってストレスフルな事態となる。また、このような関係性に導くような社会的構造-固定的な障害(者)観、残余的福祉モデル、近代家族の結合原理や役割布置など-が、いまだ強固に存在しているため、敵対的・相互依存的関係から脱却することが難しい状況にあるが、こうした構造の圧力を相対化し、自らの文脈においてその関係性を問いなおすプロセスへ進展させる契機として、家族会・当事者活動などのネットワークへの参画(あるいは形成)が、主なものとしてあげることができる。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 南山 浩二: "精神障害者の家族ケアとRole Captivity"『人文論集』静岡大学人文学部. 49-1. 55-79 (1998)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 南山 浩二: "精神障害者のコミュニティケアにおいてきょうだい世代が果たしうる役割"『社会福祉学』日本社会福祉学会. 40-1. 234-251 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 南山 浩二: "精神保健福祉システムの変容と精神障害者家族研究"『人文論集』静岡大学人文学部. 50-1. 1-19 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 南山浩二: "精神障害者の家族ケアとRole Captivity" 静岡大学人文学部人文論集. 49-1. 55-79 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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