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聾児のコミュニケーション阻害解消の援助背標の作成

研究課題

研究課題/領域番号 10710141
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関国立特殊教育総合研究所

研究代表者

横尾 俊  国立特殊教育総合研究所, 聴覚・言語障害教育研究部, 研究員 (90300714)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードコミュニケーション / 聴覚障害 / 言語発達
研究概要

この研究では、相手とのコミュニケーション上、意志疎通ができなくなった状態をコミュニケーションの阻害と定義した。実際に聾学校幼稚部の聴覚障害児のコミュニケーションを観察し、特にどのような場面でコミュニケーションの阻害が起こるのかということについての検討を行ったところ、いくつかの傾向をみることができた。
特に年中クラスにおいて阻害状態になることが多いことから、コミュニケーションの質的な変化が現れていることが示唆された。年長クラスと年小クラスのコミュニケーション方法の比較を行ったところ、年小クラスでは、伝わらないときには伝わらないままにする場面が多いが、年長クラスでは、様々なコミュニケーション方法を用いることにより、工夫を行っていることがわかった。
また、スムーズなコミュニケーションには発信側と受信側の役割交代が必要であるが、年中クラスにおいては役割交代がうまくいかず、このことにより阻害状況が発生することが多かった。特に発信を行うことが有意に多く、そのために阻害状況の発生が多いということが示唆された。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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