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病院組織の活力に関する文化人類的研究

研究課題

研究課題/領域番号 10710148
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 文化人類学(含民族学・民俗学)
研究機関国際医療福祉大学

研究代表者

加藤 尚子  国際医療福祉大学, 医療福祉学部・医療経営管理学科, 常勤講師 (70294858)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード病院の組織文化 / 病院組織の活カ / 看護婦の職務不満 / 病院の発展プロセス / 病院長の役割 / 病院の理念 / 病院組織の活力 / 看護婦の不満の様相 / 人事考課制度 / コミュニケーション儀礼
研究概要

1.参与観察法に基づく現地調査・意見書分析
福岡県下にある医療法人病院において、前年度に引き続いて現地調査を行った。現代医療の中核をなす病院医療の実態を把握するために、文化人類学のエスノグラフィー的手法に基づいて、医療現場の包括的な事例分析を行った。事例分析の結果は、「看護婦の職務不満の様相:人事考課制度の事例分析」『病院管理』2000:37(1)に論文として発表した。
2.病院発展プロセスアンケート調査
個々の病院が地域社会の中でどのように発展し、どのような位置づけと役割を果たしてきたのかを明らかにするために、福岡県下の全私設病院を対象としたアンケート調査を実施した。この成果は、第37回日本病院管理学会学術総会(1999.10.22.千葉)において、「私的病院の発展プロセスについての歴史的分析:福岡県私的病院のフィールド調査」として発表した。
3.病院長へのインタビュー調査
病院組織の理念のあり方、組織の活カに影響を及ぼす院長の位置づけ、医家の伝統意識と病院経営についての考え方を間い、病院の変化のパターンをより具体的こ検証するために、上記のアンケート対象病院のうち、病院の機能類型上の諸特徴を特に示している15病院を選別し、インタビュー調査とライフヒストリーの聞き取りを行った

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 加藤尚子、堀口裕正、長谷川敏彦: "平均在院日数と看護業務量の関係"病院. 58(6). 587-590 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤尚子: "日本の私的病院の形成と発展のプロセス"病院. 59(2)(発表予定). (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤尚子: "看護婦の職務不満足の様相:人事考課制度の事例分析"病院管理. 37(1). 5-14 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤尚子: "病院組織文化と看護教育:語られる「教育」のエスノグラフィー" 九州大学教育学部比研紀要. 51. (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 長谷川敏彦・堀口裕正・加藤尚子 他: "有床診療所の入院機能に関する研究" 病院管理. 35(2). 79-86 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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