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古墳時代土師器の移動に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10710197
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 考古学(含先史学)
研究機関奈良国立文化財研究所

研究代表者

次山 淳  奈良国立文化財研究所, 平城宮跡発掘調査, 研究員 (80260058)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワード古墳時代 / 土師器 / 土器の移動 / 外来系土器
研究概要

古墳時代の初頭から前期にかけては、各地域の土器がその基本的な分布範囲を超えて大きく移動することが知られているが、本研究は、これまでの地域研究の成果にもとづいて、土器の移動の状況をより具体的に読み取ることにより、古墳時代社会の検討を行なうことを目的としたものである。
平成11年度は、研究実施計画にもとづき、地域色の明らかな吉備、山陰、北陸、東海地域の土器の移動について整理するとともに、前年度の成果のとりまとめをおこなった。
(1)基礎資料として、上記各地域のこれまでの研究成果を集成し、土器編年の併行関係の確認と、それそれの系統の土器の出土遺跡の実態を整理した。集成データにもとづいて、実際に資料の所在地に赴き、出土土器の観察等の資料化と検討をおこなった。
(2)平成lO年度に引き続き、畿内系土器に関する資料収集をおこなった。
(3)平成10年度の成果をもとに、論文「纏向から佐紀ヘ―外来系土器組成の時系列的な比較一」『一所懸命』佐藤広史君追悼論文集 佐藤広史君を偲ぶ会2000.1.7を発表。平成11年度は、報文「平城宮下層古墳時代の遺物と年輪年代」(光谷拓実と共著)『奈良国立文化財研究所年報』1999-I 1999.9.27、口頭発表「布留式土器の基本構造とその技術系譜について」(大阪府文化財調査研究センター古式土師器検討会1999.8.14)、および「国家形成過程の諸変革一土器からみた諸変革一」(考古学研究会関西例会100回記念シンポジウム1999.10.3)をおこなった。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 次山淳: "纏向から佐紀へ-外来系土器組成の時系列的な比較-"『一所懸命』佐藤広史君追悼論文集(佐藤広史君を偲ぶ会). 237-249 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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