研究課題/領域番号 |
10710262
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学・音声学
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研究機関 | 安田女子大学 |
研究代表者 |
有元 光彦 安田女子大学, 文学部, 助教授 (90232074)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 九州島嶼部方言 / 動詞活用形 / 海の道 / 方言差 |
研究概要 |
二年計画で行われている本研究では、基本的に昨年度は記述的な研究、本年度は理論的な研究に焦点を当てているが、本年度は以下のような成果を得た。 1.データ収集:データの収集に関しては、昨年度に引き続き現地調査を行った。本年度は、長崎県7地点(五島列島中通島北部・小値賀島・宇久島)に赴き、各市町村の教育委員会の協力の下、現地調査を行った。対象分野は、従来調査が不十分であった動詞活用形(特に動詞テ形)である。 2.データベース化:収集したデータはすべてMD(ミニディスク)に録音されている。調査の全内容はMDに録音されているが、そこから重要な部分だけを抽出した公開用のMDの作成については途中段階である。文字(音声記号)データベースに関してはほぼ完了している。 3.研究成果報告書の作成;専門的な論文形式の報告書だけでなく、協力してくださった方々に配布するための報告書(データ集)も作成した。本研究では、(1)動詞テ形における特異な現象が起こる地域の画定、(2)その現象に関して中間的な位置にある方言の発見、(3)動詞テ形の形式における「海の道」の実証、という3つの成果が得られた。
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