• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

公会計・監査制度の日英比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 10730063
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 会計学
研究機関北海道大学

研究代表者

吉見 宏  北海道大学, 経済学部, 助教授 (90222398)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード公会計 / 公会計監査 / 監査制度 / イギリス / 政策評価 / 公的部門会計 / 公的部門監査
研究概要

英国においては、我が国に比して公会計・監査分野の研究が進んでおり、特に公会計分野への発生主義会計の導入が現在の主たる関心となっている。この部分については、我が国ではその検討は端緒についたばかりであり、さらにその監査手法となるとほとんど検討が進んでいない。英国では、この発生主義を基礎とした公会計実務を前提に、監査面では新しい政策評価へと展開を見せている。
対して我が国では、政策評価システムの導入の必要性がこの1、2年認識されるようになっているが、それは専ら行政学からのアプローチであり、会計学・監査論とのつながりが絶たれているかのごとき状況にある。我が国にあっても、現行の公会計監査実務と、政策評価システムとの関連を会計学・監査論の側面から検討することの重要性が確認された。
特に、政策評価システムの導入の是非が地方自治体レベルでまず議論される傾向にあることから、我が国の地方自治体と、これに比較しうる英国ないし英連邦諸国の自治体の実務との比較が必要と思われ、この面での学会報告も行っている。("A Comparison of Japanese and Australian Second Tier Government Performance Reporting",in 7th Comparative International Governmental Accounting Research Conference,June 1999,Tilburg,Netherland)
なお本年度は、研究最終年度であり、まず前年度から継続した研究成果の論文としての発表を行うと共に、本研究の総括およびその成果の執筆を行っており、後者については近く学会誌等に掲載の予定である。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 吉見 宏: "企業不正と公認会計士監査制度の展開"現代監査. 9. 42-47 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 吉見 宏: "監査領域の拡大と公認会計士の責任"会計. 155(4). 58-67 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 吉見 宏: "企業不正と公認会計士監査制度の展開" 現代監査. 9. 42-47 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi