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グローバル組織の情報システムと管理会計

研究課題

研究課題/領域番号 10730072
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 会計学
研究機関京都学園大学

研究代表者

李 建  京都学園大学, 経営学部, 助教授 (10298680)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードグローバル組織 / マネジメント・コントロール / 管理会計システム / 情報システム / グローバル・ネットワーク / グローバル企業 / グローバル情報システム
研究概要

本研究は、グローバル組織のマネジメント・コントロールを理解するための三つの側面、すなわち、本社の海外子会社に対するマネジメント・コントロール、海外子会社におけるマネジメント・コントロール、これらのマネジメント・コントロールとグローバル情報システムとの関係といった三つの側面を研究の対象とした。そして、研究の前半では、上記三つの側面のうち、本社の海外子会社に対するマネジメント・コントロールおよび海外子会社におけるマネジメント・コントロールについてのレビューを行った。前者についてはすでに仮説の検証が済んでおり、欧米の企業を対象に国際比較研究が行われている。また後者についても、文献レビューの結果を踏まえた仮説設定の作業が終わり、仮説検証のための質問票調査のパイロット・テストが行われた。
本研究の後半では、こうした、本社の海外子会社に対するマネジメント・コントロールおよび海外子会社におけるマネジメント・コントロールの研究結果を踏まえ、次のステップとして、グローバル情報システムがこれらのマネジメント・コントロールにいかなる影響を与えるのかを分析した。そこでは、情報共有/知識創造の軸とモニタリング/コントロールの軸からなるグローバル企業の情報システム・モデルを示し、マネジメント・コントロールの違いが情報システムの性格に大きな影響を与えることを明らかにした。さらに、マネジメント・コントロールの分化・統合の機能を支援する仕組みとしてマネジメント・コントロール・システムおよび情報システムがあり、しかもそれらが補完関係にあることを示す概念フレームワークを提示することができた。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 李 建: "グローバル情報システムとマネジメント・コントロール"京都学園大学経営学部論集. 第9巻2号. 71-88 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 李 建: "海外子会社によるマネジメント・コントロール" 京都学園大学経営学部論集. 8巻・3号. 39-62 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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