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関数空間の補外理論とその幾何学的な性質

研究課題

研究課題/領域番号 10740067
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 基礎解析学
研究機関岡山大学

研究代表者

曽布川 拓也  岡山大学, 教育学部, 助教授 (60252946)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード補外空間 / Extrapolation / Brezis-Wainger / バナッハラティス / タイプ,コタイプ / 補間空間
研究概要

まずもっとも基本となるルベーグ空間Lpの族について,補外空間を構成する上で基本と言うべきΣ法およびその発展といえるΣq法によって構成される空間の特徴付けを行った.その結果,この空間はローレンツ空間Lpqおよび,ローレンツ=ジグムント空間Lpq(log L)の形に表されることがわかった.この成果を用いて,次の2つのことが分かった.
1.この成果と1998年カミンスカ,マリグランダ,ペルッソンによって証明された一般のローレンツ空間Λ qwについての幾何学的な性質(p-凸性,q-凹性)を考え合わせて,Σq法によって構成される補外空間もq-凸性を持つことが分かった.q-凹性については未だ研究中である.
2.この成果を双対空間に展開することによって新しい補外法Δq^*を構成し,それをオニールの不等式に適用することによって,ブレジス=ワインガー型の不等式を得た.これは対象とする測度空間が全測度無限のときに,ブレジス=ワインガーの不等式のある場合を精密化する結果になっている.
なお,いずれの結果も,論文としては末公開である.

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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