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対話型ペットロボットの開発

研究課題

研究課題/領域番号 10750186
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能機械学・機械システム
研究機関電気通信大学

研究代表者

田中 孝之  電気通信大学, 電気通信学部, 助手 (10282914)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1999年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード対話型ロボット / ペットロボット / 自己学習 / 感情表出
研究概要

開発する対話型ペットロボットのシステムは,センサ系,認識系,処理系及び表出系に大別される.このうち,平成10年度は本ペットロボットの表出系となるぬいぐるみ型ハードウェアと処理系となる生物の神経回路ネットワークを模した対話型アルゴリズムの開発を行った.
平成11年度は,まずロボットシステムに視覚センサとしてCCDカメラを搭載し,対話の相手との相対関係および周辺情報を視覚情報により獲得するセンサ系・認識系を開発し,前年度の成果とあわせて統合的なプロトタイプシステムを開発した.
次に,人間の処理が本能と理性によるもので,その表出から内部心理状態を推測することが困難であるため,比較的本能的な処理・表出が行われているペット動物を対話の相手として用いることとした.具体的な対話としてペット動物との「遊び」を行うこととし,開発した対話型アルゴリズムによって人間とペット動物が遊ぶことに近い遊びができることを確認した.
以上の成果から,目的とした対話型ロボットのプロトタイプを開発し,生物との対話によりアルゴリズムの有効性を実証した.今後の課題として,人間の表出のように複雑な情報から,相手の内部心理状態を推測できるようなシステムの開発が望まれる.

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 甲斐万智子、田中孝之: "対話型ペットロボットにおける自己学習アルゴリズムの開発"日本機会学会ロボメカ講演会'99講演論文集. (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 岩本哲也、田中孝之: "ペット動物と遊ぶロボットの開発"第20回バイオメカニズム学会学術講演会講演予稿集. 360-361 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 甲斐万智子: "対話型ペットロボットにおける自己学習アルゴリズムの開発" 日本機械学会ロボメカ講演会'99講演論文集. (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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