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仮想/実空間インタラクティブ電磁界シミュレーションとその適用効果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 10750208
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 電力工学・電気機器工学
研究機関名古屋大学

研究代表者

加藤 克巳 (加藤 克己)  名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助手 (20293665)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード電界 / 磁界 / 最適化 / CAD / 電荷重畳法 / 可視化 / 電力機器 / シミュレーション / ビジュアリゼーション / 環境適合
研究概要

本研究では,電力機器設計に広く使用される電界・磁界シミュレーションとCAD技術を結合する.また,最適化技術,シミュレーション結果の可視化技術を開発する.これらの技術開発により,電力機器を対象とした高効率・高精度設計支援システムを構築する.このシステムを用いることで,電力機器のさらなるコンパクト化を可能とし,環境適合・高効率電力機器の実現につなげる.
これまでに,汎用CADシステムと電荷重畳法を用いた電界シミュレーション技術を結合し,対話処理を中心とした高効率電力機器設計支援システムの基礎を構築した.次に,電気絶縁性能向上の観点から,第一ステップとして,機器内部における電界の低減・一様化を目的とし,電荷重畳法に基づいた電界最適化技術を開発した.次に,第二ステップとして,この電界最適化技術を発展させ,電力機器の電気絶縁性能を決定する様々な物理現象を総合的に考慮した,絶縁最適化技術を開発した.特に,すでに導入した面積効果・体積効果に加え,電力機器設計において支配的因子となるV-t特性を考慮に入れ,実機器を想定した計算対象についてその性能検証を行った.この結果より,電界最適化よりもいっそう絶縁性能の向上をはかることができ,設計過程の効率化,コンパクト機器の実現にむけた支援システムを構築することができた.併せて,環境適合の観点から,有限要素法による電磁界解析技術の開発および高精度化をはかり,電力機器周辺の電磁環境の定量化に結びつけることができた.

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] K.Kato: "Optimization Technique of High Voltage Electrode Contour Considering V-t Characteristics Based on Volume-time Theory"11th International Symposium on High Voltage Engineering. Vol.2. 123-126 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤 克巳: "汎用CADを用いた電力機器絶縁設計支援システムの開発"電気関係学会東海支部連合大会. 76 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤 克巳: "電力機器の絶縁設計支援を目的とした汎用CADシステムの開発とその性能検証"日本シミュレーション学会 第20回計算電気・電気工学シンポジウム. 17-20 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 韓賢斌: "体積-時間理論によるV-t特性を考慮した絶縁最適化技術" 平成11年電気学会全国大会. 発表予定. (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤克己: "電界最適化シミュレーションおよび電界最適化電極の絶縁破壊特性の実験的検証" シミュレーション. 18巻1号(発表予定). (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 韓賢斌: "汎用CADと電界解析を結合した電力機器絶縁設計支援システムの高機能化" 平成11年度電気関係学会東海支部連合大会. 798 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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