研究課題/領域番号 |
10750274
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報通信工学
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
藤田 和弘 京都工芸繊維大学, 工芸学部・電子情報工学科, 文部教官・助手 (90209049)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 最尤推定 / MAP復元 / パラメータ推定 / 焦点ずれ / ウィナーフィルタ / 観測値差分フィルタ / スペクトルの歪み |
研究概要 |
今年度は、昨年度のパラメータ推定方法と復元方法に関すろ考察結果、および計算機シミュレーション結果をふまえ、以下のような計算機シミュレーションの継続、および画像入出力システムの構築と方法の検証を行った。 ●計算機シミュレーションの継続 昨年度の計算機シミュレーション結果を踏まえて、さまざまな非一様焦点ずれ画像を作成し、パラメータ推定および復元処理を行った。この計算機シミュレーションによりパラメータ推定時のウィンドウサイズなどの実際に処理をする際に、必要となるパラメータがわかった。 ●画像入出力システムの構築と方法の検証 実際の非一様焦点ずれ画像をビデオカメラで撮影し、計算機に入力するためのシステムを作成した。また、そのシステムを用いて、実際の非一様焦点ずれ画像に対して、処理を行い、本研究の有効性を確認した。 また、研究を遂行する上で、復元画像を定量的に評価する方法を見出したので、それについても考察および計算機実験を行った。 ●復元画像の定量的評価の考察および計算機実験 復元画像に観測値差分フィルタを通した出力のスペクトルの歪みを、復元画像の評価に用いることができることを見出したので、計算機実験を行い、その有効性を確認した。 以上、復元画像の定量的評価に関する研究成果を日本鑑識科学学会学術集会、情報理論とその応用シンポジウムにて、口頭発表した。 また、この課題に関する研究成果をまとめ、電子情報通信学会論文誌に投稿準備中である。
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