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GAとニューラルネットワークを併用した補修計画のための最適化アルゴリズムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 10750360
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 構造工学・地震工学
研究機関茨城大学

研究代表者

原田 隆郎  茨城大学, 工学部, 助手 (00241745)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1999年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード道路ネットワーク / 補修計画策定問題 / 組合せ最適化問題 / 遺伝的アルゴリズム(GA) / ニューラルネットワーク / ライフサイクルコスト / 道路舗装の維持管理 / 遺伝的アルゴリズム
研究概要

一般に構造物の補修計画策定問題は,補修予算,劣化・損傷の状態,構造物の重要性などの様々な制約条件のもと,適切な補修箇所,補修時期,補修工法を決定する組合せ最適化問題として定義できる.近年,このような複雑で大規模な組合せ最適化問題に対して,遺伝的アルゴリズム(GA)やニューラルネットワークのような情報処理技術を適用して,近似解を効率的に導出するための試みが行われている.そこで本研究では,複雑で大規模な補修計画問題の最適化アルゴリズムについて検討するとともに,道路舗装および橋梁の維持管理に関する補修空間的,時系列的な諸問題ついても検討を行った.
本年度の研究実績としては以下のとおりである.
(1) 道路舗装の補修計画に加えて橋梁も含めた道路ネットワークとして最適化問題を解いたところ,その規模の大きさから単純GAによる求解の限界を確認することができた.また,ニューラルネットワークについても定式化がより複雑になり求解の精度に影響を及ぼすことが分かった.
(2) (1)の結果より,ニューラルネットワークおよびGAのそれぞれの適用範囲について確認できたことから,それぞれの補修計画案のビジュアル化を行うためのサブルーチンを開発した.
(3) (1)および(2)を考慮して,ある程度の規模の道路ネットワークに対する維持管理の諸問題(予算と補修計画の関係,提供するサービスレベルと補修計画の関係など)についてライフサイクルコストの概念を導入して分析・検討し,導出された補修案の有効性や維持管理に関する方針について再確認した.
なお,本研究成果は関連学会に投稿する予定である.

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 石橋英昭,呉 智深,原田隆郎: "補強工法による効果値の違いを反映させた道路橋の耐震補強計画モデル" 土木学会第53回年次学術講演会・講演概要集. I-A269. 538-539 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 呉 智深,原田隆郎,金沢勝治,石橋英昭: "補強工法による効果値の違いを反映させた道路橋の耐震補強計画策定モデル" 日本計算工学会講演会論文集. Vol.3. 691-694 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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