研究課題/領域番号 |
10750361
|
研究種目 |
奨励研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
構造工学・地震工学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
KABELE Petr (カベレ ペトル) 東大, 工学(系)研究科, 助教授 (80280931)
|
研究期間 (年度) |
1998 – 1999
|
研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
|
配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
|
キーワード | 繊維補強材料 / コンクリート / 靭性 / 破壊力学 / マイクロメカニクス / 耐震補強 |
研究概要 |
ECCの力学挙動のモデル化と解析手法の構築 ひびわれが局所化する前の複数ひびわれ状態にある材料は、ひびわれの開口量と密度を反映した付加的なひずみを有する連続体とモデル化し、その構成式を弾塑性理論を適用して導いた。複数ひびわれにおいて伝達される応力がある限界値に達すると、ひびわれの挙動は軟化挙動に変化し、ひびわれの開口は一本のひびわれに局所化する。この軟化領域におけるひびわれの挙動を離散的な変位場の不連続面とモデル化し、繊維によるブリッジングの効果はひびわれ表面に作用する直応力によって表した。その解析モデルにより梁の曲げ試験、梁のせん断試験、ECCを用いた耐震補強パネルの解析を行い、既存の実験結果と比較し、解析手法の妥当性を検証した。
|