研究課題/領域番号 |
10750403
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小野 徹 京都大学, 大学院・工学研究科, 助手 (00263103)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | ディジタルプロッター / 高分解能人工衛星画像 / CCDラインスキャナー画像 / 標定解析 / 2次元アフィン投影 / エピポーラ画像 / ディジタルオルソ画像 |
研究概要 |
1.前年度までに作成したディジタルプロッターをSPOTなど従来の人工衛星画像だけでなく、IKONOSなど1m以内の地上分解能を持つ高解像度衛星画像にも対応するための基礎研究を行った。また、図化の際にリアルタイムでの高速な処理を実現するために従来型とは異なる2次元アフィン投影に基づく標定手法が有効であるが、高解像度衛星で同手法を用いた場合の精度検証をシミュレーションにより行った。 2.ディジタルプロッターの開発については、これまで標定点の画像座標の計測を行うために必要なディジタルステレオコンパレータと標定計算機構の開発と、ディジタルプロッターの基本設計についての研究を行ってきたが、これまでのマニュアル計測に加えて半自動計測を組み込み実用上の利便性を高めた。 3.ディジタルプロッターとコンパレータの性能を試すため、標定済みの空中写真と人工衛星画像を用いて、その精度検証を行い安定して高い精度で計測できることを確認した。 4.図化機構における人工衛星画像の実体視と自動マッチングのためには、独自のエピポーラ画像作成手法を用いる必要がある。従来の複雑な手法ではなく、より簡易的で高精度のエピポーラ画像製作手法を開発しその検証を行った。 5.同様に標定手法に基づく、DTMを用いた人工衛星画像のディジタルオルソ画像作成手法の研究を行った。
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