• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

超音速流中における白金触媒燃焼に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10750654
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 航空宇宙工学
研究機関北海道大学

研究代表者

永田 晴紀  北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (40281787)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード触媒燃焼 / 超音速混合 / スクラムジェットエンジン / 触媒反応 / 超音速燃焼
研究概要

超音速流れ場における白金表面での触媒反応の機構を基礎的に理解し、スクラムジェットエンジンでの点火・保炎機構として触媒燃焼を応用することを目指すとともに、触媒燃焼を利用して超音速混合場を評価する手段を確立することを目的とした研究を行った。定温度型熱線風速計の原理を応用し、触媒反応発熱量と白金温度、雰囲気水素濃度の関係を明らかにした。白金線温度が十分に高い条件では、発熱量は白金線温度に依存しないことを実験的に明らかにした。発熱量は水素濃度が理論混合比のときに最大となり、酸素と水素の拡散係数の違いが白金表面への分子輸送の差にほとんど影響を及ぼさないことが判った。ほぼ全域の水素濃度において、熱伝達係数と物質伝達係数の相似性が実験的に示された。これを利用して、熱伝達係数から物質伝達係数を見積る手法が提案され、触媒反応発熱量から高精度で水素濃度を見積ることが可能であることが示された。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 永田、細川、新井、森田、工藤: "水素-空気超音速混合層における触媒反応を利用した水素濃度の評価"日本機械学会論文集(B編). 65・636. 2666-2671 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 細川博,永田晴紀,新井隆景,工藤勲: "水素-空気予混合超音速流中における触媒反応を用いた水素濃度の評価" 第36回燃焼シンポジウム. 653-655 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 永田晴紀、細川博、新井隆景、工藤勲: "触媒反応を利用した超音速流中水素濃度プローブに関する研究" 第9回ラム・スクラムジェットシンポジウム. (発表予定). (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi