研究課題/領域番号 |
10750670
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
資源開発工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
渡辺 俊樹 京都大学, 大学院・工学研究科, 助手 (50210935)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 弾性波 / 亀裂 / イメージング / トモグラフィ / モデル実験 / シミュレーション |
研究概要 |
本年度の研究実績の概要は以下の通りである. ・Staggered gridを用いた弾性波動方程式の有限差分法(FDM)のプログラムに、新たに「変位不連続境界条件」を導入し、亀裂を含む岩盤内の弾性波伝播をシミュレーションするプログラムを作成した。 ・フルウェーブ・インバージョンのプログラムに震源波形のインバージョン解析を行うプログラムを新たに追加した。さらに、実際のクロスホールデータに対してフルウェーブ・インバージョン解析を適用した。データ前処理の手法を確立し、速度構造および震源波形の逐次インバージョンにより詳細な速度構造分布を求めた。 ・弾性波動方程式に基づくフルウェーブ・インバージョンのプログラムを実用化し、新たにP波およびS波の挙動を解析に用いることができるようにした。 ・弾性波伝播時間分布から地質構造をイメージングする弾性波トモグラフィ解析において、Fresnel体積の概念を用いた新たな解析方法を開発した。波動の周波数を物理的に考慮した解析が可能になるとともに、従来計算機の制約のため実現が困難であった3次元解析が可能になった。
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