研究課題/領域番号 |
10770008
|
研究種目 |
奨励研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
楊 冬華 鹿児島大学, 医学部, 助手 (80295237)
|
研究期間 (年度) |
1998 – 1999
|
研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
|
配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | H^+-K^+-ATPase / mRNAプローブ / in situ hybridization / 胃底腺 / 壁細胞 / H^+K^+ATPase |
研究概要 |
胃底腺の壁細胞の個体発生について、H^+-K^+-ATPaseのβサブユニットの部分塩基配列をもとにPCR用のプライマーを作り、これをプローブとしてcDNAライブラリーより、センスとアンテイセンス非放射性リボプローブを作り、胃底腺各段階の壁細胞についてin situ hybridizationによりH^+-K^+-ATPase mRNAの局在を分子生物学からの解析を行った。さらに壁細胞の個体発生を超微形態、H^+-K^+-ATPase免疫組織化学、Western blotting等をあわせて研究を行った。その結果、上述酵素の遺伝子、蛋白質レベルの発現にきれいな相関を見出した。得られた結果の一部は 第2回アジア・太平洋国際解剖学会議(1999年8月、北京)及び 第15回国際解剖学会議(1999年9月、ローマ)で口頭発表した。結果の取りまとめは論文として国際誌に投稿を努力している。 その上ラット実験性酢酸胃潰瘍を作って、潰瘍形成とその修復過程について胃底腺構成細胞の動態を観察し、修復粘膜での上記酵素の遺伝子、蛋白質発現を研究中である。
|